毎日が何かの日

Always Something

ビリヤード

彼女とは同じ職場と言ったけど、実は彼女は今月中に他へ異動していってしまう。
もう1人、仲の良い同僚で去っていってしまう人がいる。
だからさらに同期の友達を交えて4人でプチ壮行会。
 
ボラボラで軽く食事をした後、ゲームでもしようかとビリヤード台へと移る。
2vs2でのチーム戦。順番に玉を突いていこう。
じゃんけんでチーム分けをしたら、彼女と一緒になった。うれしい。
 
久しぶりだけどそれなりにできるはず。がんばろう。
 
 
 
ビリヤードを遊ぶにあたっての問題は、だれもルールを覚えていなかったということ。
とりあえずブレイクショットを打ち、ローボールとハイボールのどちらかを先に全部入れた方が勝ちというルールになった。ちなみに8はローボール扱い。ローボール側がちょっと不利なんだけど、誰もボールの総数が奇数であることに気づいていないようなので黙っていた。
 
第一戦は相手がローボール側。
でも負けた。
 
さあ、練習終わり。
何か賭けようか?
 
 
 
ドリンクを賭けることにした。
 
第2戦。相手がまず1をポケットしたので、僕らが落とすのはまたハイボール
結構順調にすすんだ。
彼女も慣れて、ある程度は玉がまっすぐ飛ぶようになり、いくつかポケットしていた。
そしてハイボール最後の一球をポケットしたのは彼女。
ローボールはまだ残っていた。
 
勝ったのは僕ら。
彼女の喜ぶ姿がかわいすぎる。
勝ててよかった。
 
 
 
相手チームが納得いかないと再戦。
 
今度は彼らがハイボールを最初に落とし、僕らがローボール側。
彼らは順調に玉を落としていき、残り4つとなった時も僕らはまだ一つも落としてはいなかった。
 
でもそこから追い上げた。
驚くことに彼女のターンで4つ程落としてくれた。
 
終わってみれば、また僕らの勝利。
相手の一人は僕よりも上手くて、今回は負けるかなと思ったんだけど彼女に助けられた。
これはチームワークの勝利かな。
 
相手が言い訳を喚きまくり、彼女がいい気になって挑発している。
ま、勝負は結果が全てだよ。
現状認識の錯誤は負け犬の遠吠えにしか聞こえない。
 
楽しかった。
 
そういえばドリンクを賭けていたのを忘れていた。
今度奢ってもらおう。